台湾フルーツ(3):ロンガン(龍眼)
ロンガンは台湾で昔から愛されているフルーツです。
薄茶色の殻をむくと白透明な果肉とタピオカのような種が現れます。
フレッシュでいただく以外に、もっとポピュラーなのがドライ(龍眼乾、桂圓)。漢方食材でもありますし、台湾のハチミツはこの龍眼のハチミツがもっともポピュラーですし(ロンガンハニー、龍眼蜜)、伝統的な炭焙烏龍茶(炭でいぶしたウーロン茶)にはロンガンの木の薪を用います。
私は個人的にはあまり龍眼は好きではないので恐縮ですが……。
ロンガンの時期に台湾にいらっしゃたら、台湾では非常にポピュラーなフルーツですので、是非試してみて下さい。
台湾フルーツ(3):ロンガン(龍眼)
台湾での旬:8~10月頃
産地:台中より南部
豆知識
ドライのロンガン(龍眼乾、桂圓)
ドライといってもドライフルーツと言われないドライのロンガン。製法もただ乾かすだけではなく、ロンガンの木で何日もかけてゆっくりいぶします。このドライロンガンは漢方食材としてフレッシュ以上になじみがあり、スイーツにもよく使われます。
効能としては、精神安定、動悸・貧血・消化不良の改善によいとされます。